岩手人のおもてなし
岩手は位置的にも経済的にも「僻地」であった時代がありました。
でも岩手人は「僻地」という汚名に甘んじることはありませんでした。
中央からくるお客さんにこれでもかの料理を提供しどきもを抜かす。
わんこそば もその一例です。
「ハイ じゃんじゃん ハイ じゃんじゃん!」
岩手人のおもてなし精神が過剰な理由はそこにあります。
急な来客時、接客を取り仕切るのは女の仕事。
昔かたぎの岩手婆ちゃん達にはそういった固定観念があります。
布団を干したり、部屋を片付けたり、料理を準備したり・・・
お婆ちゃんは大忙し!
その前に くるみあったっけが?
くるみがなけりゃお客を迎えられねぇ・・
んだば くるみ割るべ。
今でも岩手には布団を干す前にくるみを割り始めるお婆がどこかにいるはず。
来客準備の優先事項第一がくるみの準備。
それは岩手婆ちゃん達が最高の料理にはくるみが必要である事を知っているからです。
岩手のくるみ 鬼ぐるみ
ぜひ皆様の舌で確かめて下さい。